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第9回レメディ研究部活動報告 ウィロー

第9回レメディ研究部  ウィロー

ウィロー

生まれつき恵まれない・・・
私たちはウィローのネガティブな状態をどう獲得してきたのか


 『ウィロウ(の種子)は生まれてくる時に、わずかな養分しか持たされていません。つまり、人生のスタートの時点から恵まれていないのです。・・・更に恵まれていないのは、種子の寿命が短いことです。 』(花と錬金術p.171)

自身を振り返り、生まれつきだから、なかなかウィローの状態は改善しない感じだ。出来事に反応しているのではなく、『刺激臭のある煙をいつもくすぶっているが、決して爆発しない火山』(バッチの花療法p.270)のように、根底にあるくすぶっている感じがすぐに戻ってくるという参加者の姿にウィローの特性が驚くほど重なった。

『ウィロウの種子にとっては、自分がどのような環境に置かれたかということが、決定的に重要となります。風にまかせて飛ばされて、たどり着いた先が恵まれない環境だった場合、ウィロウには未来はありません』(花と錬金術p.171)
生れ落ちた環境が、親が、兄弟が・・・何もかも恨めしいし、腹立たしくも感じる。しかし、飛ばされて落ちたところで根を張り、置かれた場所で咲きなさいということなのかとも思われる。

生まれた時以前に、母体の中から母親の感情もそのまま受け取ってきたのではないか。
母体や生育環境、教育など様々な要因でよりウィローの特性が強められるのかもしれない。
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高齢者に 高齢者にウィローは有効だと感じる場面が多いが実際に飲ませるということになると難しい。これに対しては、90も超えると、『老年的超越』の状態になるらしいことやシュタイナーのバイオグラフィーワークの観点からもプラクティショナーとしては寄り添う方向がいいのではないかという見方もある。
 また、なぜ飲ませたいのか?そこに家族やケアラーとしてどんな思いがあるのかということにも思いを向けることが必要だと思われる。
 高齢者は往々にして、死に対する恐怖や迷惑をかけているという思いが強いようだが、それを受け入れてしまったときには、人の助けを受け入れエネルギーを蓄える力は十分あるとも感じられる。

飲ませたいという気持が強い時、相手の中に自分のネガティブな面を見ているのかもしれない。飲ませたいと思うレメディを自分が摂ってみてはどうだろう。

バランス ウィローの状態はとても受身的だと感じる。
『影がたくさんある場所には、光もたくさんある』(バッチの花療法p.272)というように
私たちは、もともとの境遇や生まれながらにウィローの部分を持っている。しかし対極の要素も持ち合わせているだろう。ウィローのレメディの仲立ちによって、両極のバランスが取れていくのであろう。
 ネガティブなウィローの状態では、私たちの意識は常に内を向き、与えられない、分かってもらえない、愛されていないと不当な扱いを受けていると感じるのかもしれない。逆に、ポジティブな状態では意識が外に正しく向くようになり、実際には与えられていることや分かってもらえている、愛されていることを実感できるようになるということか。 

『要求のしかたはよく知っていますが、与えるということを知りません』(バッチの花療法p.270)『与えずにもらう。あらゆる種類の援助を自分の「権利」として受け入れるので、感謝しないままで、自分を助けたり親切にしたりする人々を疎遠にすることを悟れない。』(ハンドブックp.356)にあるように、受け取ることと与えることのバランスも非常に悪いようだ。

『自分の不幸に責任があるのは自分だけ―自分の否定的な思考の強力な実体である表れを自分自身がもたらしている』(ハンドブックp.356)ことを十二分に意識する必要がある。

封印した感情
 自分が大事にされていないと感じるとき、私たちはどう反応しているか。
一瞬はいろんな感情になるけれど、うらみつらみになる前に振り向かず、前に進みだすことでネガティブな感情になりにくいという参加者もいた。一方で、その時々に言葉に出せない残念な思いや失望や怒りがどんどんたまっていって爆発してしまうという参加者もいた。
爆発してしまう自分いたいして悟りが必要だという思いにも至るほどだ。
 
(古代ケルトの聖なる樹の教えp.227.229)に『「魂の欲するままに生きるように」と、ヤナギは私たちに警告を発する。嘘や虚栄や犠牲の中で生きざるを得ないことの多い現代に、心がつぶれてしまわないように、肉体が生きることを拒絶してしまわないように。「泣きなさい、嘆きなさい」とヤナギは囁く』『一本のヤナギはあなた自身である。「悔しかったらなきなさい」「うれしかったら喜びなさい」悲しみや憎悪を封印しないこと』とある。怒りも悲しみもやるかたない気持ちも抑える必要はないのではないかと思うが、「怒りを溜める」、「怒る」に対して思考そのものを変えれば怒る必要はないのではないかという考えもある。

ウィローのネガティブな状態には封印された感情が渦巻いていて、それがうじうじと湿っぽい自己憐憫に終始するだけでなく、何かのきっかけで爆発的に、破壊的に表に噴出することもあるのだ。

本当は・・・バッチを扱う医療機関で、発熱の訴えにウィローとオークを勧められたことがあるというクライアントのコンサルテーションのケースがある。発熱にウィロー。ぴんと来ない。そのクライアントは頑張り屋さんのようで、難しい仕事もいろいろこなしている方らしい。
 
ウィロー=柳は暖簾を連想させる。暖簾にボールが当たったら、ふわりと翻りなんでもないように見えるが、本当は「痛い」のだ。でも頑張り屋さんがゆえにその場は流してしまう。でも本当は「痛かった」のだ。
痛いんだ!誰だボールを当てたのは!という外へ爆発する思いが知らず知らずに溜まりながら内に向かっていることに気づかず、結局自分を傷つけてしまうのだ。
なるほど、このケースの場合は、自分に向かった鬱積した感情が発熱という形で現れたものだ捉えることができる。

コンビネーションウィローは人の生活の様々な場面で使われてきた。バインと同様に利用され続ける不当性を感じる。ウィローのネガティブな状態が高じるとビーチ的にもなる。「与えられない、分かってもらえない、愛されていない封印された感情、鬱積した感情、頑張り屋さんがゆえに・・・」など様々なレメディの名前が浮かんでくる。
ウィローは他のレメディとの関連が強いように感じられる。ウィローありきか、他の感情の末にウィローになるのか、そのどちらもあるだろう。
関連が強ければレメディを選択する幅も組み合わせも広がるに違いない。

高次の導きに従って
『自分の魂と高次の自己の導きを拒否していることに原因があります。・・・・大いなる宇宙全体に対して罪を犯し自分を取りまく周囲も害することになるのです。』(バッチの花療法p.271)
『全ての出来事は―個人的な好みや、理解度と関係なく―起こるべくして起きる。常に正しく自分にふさわしい事柄なのです。』(バッチフラワーエッセンス事典p.211)

豊かな人生であるか、幸せであるかどうかを物質的な基準で判断しているためエゴに振り回されて魂の導きを拒否したり、ままならない状況を受容できないでいるのがウィローの状態だといえる。それはバッチ博士の遺産で私たちが学んでいるユニティに反する状態なのではないか。
『「魂」は・・・・どんな環境と情況が最善であるかを知っていて、その目的にもっともふさわしい生命の枝に私たちを配置する』(バッチ博士の遺産 第2章)の一説がすぐに頭に浮かぶ。

『霊的に成長していく過程で、自分の否定的な面に気づいても、それを統合するだけの強さがない場合は、ウィロウのマイナスの状態に容易に陥ります。その状態では自分に対する不快感はまず外側に向けられ、強い偏見が生まれて、外と内の世界の協調が完全にかけているのです。』(バッチの花療法p.272)とあるが、まずはウィローの状態になっていると気づけることが大事であるし、自分に向き合おうとしていることが確かに霊的に成長している途上だと思われる。
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ネガティブなウィローな状態に酔って、「かわいそうな私に注目してよ」と思ってしまうのは分かるし参加者の多くにこのような気持ちになる体験はある。馴染みな感情ではあるが、ウィローのレメディをクライアントに勧めにくいように感じたり、自分自身にも余り選ばないという参加者もいた。
変わりたくない。そのままでいたい。その自分を守りたいという気持が強いと、自分が悲劇のヒロインを演じていることにも気づきにくい。薄々気づいてはいるのならウィローを摂ることによってその状況を認めることができるようになるかもしれない。

ウィロー状態の自分って(*^。^*)
ウィローのネガティブな状態の自分を想像してみよう。口を尖らせてすねている子どものような姿、よしよしして欲しくて仕方ない様子、何でこうなっちゃうの~!と爆発してじだんだ踏んでいる姿。なんだか可愛く思えてくる。ウィロー状態の自分って可愛くて、とても愛おしいのだ。
自分で自分を抱きしめよう。自画自賛しよう。


ウィローの枝は柔軟性に富む。花も黄金色に輝き、どんなに切られても力強く芽を出す。ウィローのポジティブな面は調子がよくて多少の障害があっても頑張れるときの私たちのようだ。しかし、ずっと調子よくはいられない。
不当な扱いや、理不尽な要求などには、セントーリーを味方につけてネガティブな気持ちを腹に溜め込まないように声を上げたい。また、「魂」の声に耳を傾けて、自分の人生に起こることを受容できるスペースを自分の中にもち、徐々に広げていきたいと思った。
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bachmania38

Author:bachmania38
東海地区バッチフラワーレメディのプラクティショナーのコミュニティー「BFRP東海」のちょっとマニアックなブログです。

バッチフラワーレメディやレメディの開発者であるバッチ博士の哲学の研究や研修の報告をはじめ、レメディのもとである植物の詳しい観察記録などを綴っていきます。

公式ブログ「バッチフラワー東海だより」のきょうだいブログです。

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