FC2ブログ

記事一覧

4月のZoomレメディ研究部 活動報告 レッドチェストナット

レッドチェストナット

ホワイトチェストナットとアメリカアカバナトチノキの交配種であるレッドチェストナットは両方の性質を受け継ぎ、樹木全体は小ぶりでやや弱く、花は赤くホワイトチェストナットに似て大きく華やかです。丸くこんもりと葉が茂った樹に点々と円錐の赤い花が揺れる姿は目を引きます。レッドチェストナット3

「花と錬金術」p.207 高さ25mになり白い花をつけるセイヨウトチノキが父親、高さ6〜15mと小さく、真っ赤な花をつけるアカバナアメリカトチノキが母親でしょうか。その両親が…結婚をして生まれた子ども…レッドチェスナットは、その両親の性質をそれぞれに受け継いで…樹高は15mくらい…両親のちょうど中間です。花の形は、花びらをあまり開かない母親よりも、父親の方に似ています。
長い雄しべがまつ毛のようにカールして伸びている様子と、ピンクがかった赤色にハニーサックルとのつながりを感じます。形や色の力には計り知れない奥深さがありますね。
「バッチフラワーレメディ植物のかたちとはたらき」p.254 不安はハニーサックルのように、一部は記憶に基づいています。赤い花は、現在に呼びかけ、過去のパターンを止めるように働きかけます。…人は皆、自分の記憶している事故 や災難に共鳴し、その時の印象を子どもや愛する人に投影しているのです。

色の力色相環3
「赤」は外へ向かうエネルギーの強い色です。第一チャクラに対応する色と言われており、生命の根源、地に足を着けて生きるエネルギーの色です。その「赤」に光が入ると「桃色」へと変化し、第四のハートチャクラに緑とともに輝く色となります。
「色彩は、なかば光、なかば影である。そして、光と闇の結婚である」というゲーテは、「赤」を光の「黄色」と闇の「青」が高昇し生まれた、天に近い高い色と考えました。また、シュタイナーは、「赤」は「生命の輝き」であり、「桃色」は「魂の生きた像」であると考え、色相環で「死の霊的な像」である黒が「桃色」の上にあることはとても興味深いです。
レッドチェストナットの学名のcarneaのcarneにラテン語で「肉色の」という意味があること、怪我をして流れた血を見た時にわき上がる不安や恐れ、「赤」や「桃色」の命との関連、隣り合った死とのつながりに秘められた真理を知りたいものです。

レッドチェストナットがマイナスに傾いたとき
本来、利他的な愛を周囲に注ぐ共感能力の高い素質を持っているレッドチェストナットの人がひとたびバランスを崩すと…忘れ物はないの?気を付けてね!早く帰るのよ!ほら、危ない!と、心配のあまり黙っていられないお母さんになります。子どもや孫の病気や危険に居ても立ってもいられず、何も手につかなくて落ち着かない時、心配や不安が渦を巻いて、最悪のことばかりが思い浮かんで、まるで暗闇に飲み込まれていくような辛く苦しい気持ちになることがあります。「バッチフラワーエッセンス事典」p.139 にもあるように、自身の苦悩に満ちた表情、内面の緊張感、喜びの感情を味わう能力の欠如、睡眠障害、恐れ、落ち込みや落ち着きのなさといった本人の状態はとても苦しいものです。そこには魂の光と切り離されて、肉体の中でもだえるような暗闇があります。
愛情深く人と関わることは美徳であり、道徳的にあるべき姿であると信じて疑わないことから、レッドチェストナットのマイナスの状態に気づきにくいのです。また、どこかで自分と愛する者との間の境界を超えて干渉しすぎることはいけないと思いながら、心配を手放すことができなくなっているのかもしれません。そして次第に、過保護にされる子どもや、気を滅入らせるような同情をされる人など、世話をされる側にも負担がかかり、健全な精神が蝕まれてゆきます。
レッドチェストナット、チコリーをバインで行使するような親の重い怨念から逃れようとして生きてしまう子どもや、子どもに同じレッドチェストナットやミムラス、ラーチ、などの性質が育ってしまうこともよくあるようです。

親から子へと向く印象が強いですが、「花が癒す子どもの心と体」に、レッド・チェストナット・タイプの子供は、両親が安らかで健康であることを、過敏なまでに気遣っている。「事故に遭うのではないか」とか、体調を少し崩しただけでも「生命を脅かす病気になるのではないか」と恐れて気をもむ。自分を取り巻く、愛すべき存在に対して、ペット、友人、家族のすべてにこうした心配をする。と書かれています。大切な人へと向くベクトルはいくつも考えられますね。
大切に可愛がっているペットが病に侵された時、飼い主があまりにも心配すると、ペットも不安に陥ってしまいます。死なないで!とペットを呼ぶ飼い主の声に、もう次の世界に旅立ちたくても引き止められて苦しむペットもいるのです。老犬介護をする飼い主さんにも、心配というエゴの愛を信頼という愛、感謝に変えることができるレメディの一つです。
心配をしてしまう立場、される立場両方の感情に気づいてもらうことで、相談者さんにレッドチェストナットのレメディを身近に感じ、受け止めてもらえることを心に留めておきたいですね。

レメディとともに
「汝自身を癒せ」第五章には、レッドチェストナットに深く関係する真理が著されています。あらゆる魂は、経験と理解を得て、魂が定めた理想に向かって人格を完成させるという特別な目的のために、受肉してこの世にきています。
一人一人が自分の問題集を持っていて、この世でそれを解くのだと考えてみてください。いくら身近な人であっても、自分以外の人がその問題集を解こうとしないことや、ちゃんと解けるのかどうかと必要以上に心配する必要はないのだということに気づくでしょう。できないと困るだろうから、間違うといけないから…と世話を焼き、気をもみ、胸を痛めることのなんと多いことでしょうか。
「バッチフラワーエッセンス事典」p.139に書かれている "神の秩序"から抜け落ちる人は一人もいないということ、最終的に悪いことなど起こり得ないということ、またどんな運命にもそれ自体に、私たちが感じているより深い"永遠の至福をもたらす"ような意味があるということを知らないところから過ちは起こっているのです。そしてバランスが崩れると、固有の運命に対する信頼が揺さぶられ…未来には不幸なことしか起きないと予想し、悲観的で心配ばかりする傾向が強まって…否定的な予想は自分自身に対してではなく、周囲の人々に関連づけられます。…人のことを心配するのに、自分の幸せをないがしろにする傾向があり、心配しないではいられない中毒症のような印象を人々に与えます。

レッドチェストナットの人は、他人の問題に注意が向き過ぎてしまい、自分の問題に取り組むことを後回しにしていたり、見ないようにしているようなものです。自分の悩みや不安、自己憐憫を、はけ口のように人の運命に投影しているということです。利他的に見えて、深いところではやはり利己的とも言えるでしょう。そうであるなら、まず自分ですね。レメディの力を借りて自分を満たすことから始めるといいですね。人生、自己を信頼できるようになると、他人も同じであるのだから大丈夫だと安心できるのではないでしょうか。執着になっている他者への愛、心配を信頼に変える時、不安や心配から解き放たれた自由と安心感の中で日々を送ることができるようになるのです。
愛しい人の肉体は触れ合うほど近くにあっても、魂には決して立ち入れません。人は自分の心配しかできないのです。そのただ一人の自分と向き合い、全てが最善なのだという幸せを受け取るレベルに成長していきたいですね。一人一人が自立して繋がった世界こそがユニティなのでしょう。楽しみです。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

bachmania38

Author:bachmania38
東海地区バッチフラワーレメディのプラクティショナーのコミュニティー「BFRP東海」のちょっとマニアックなブログです。

バッチフラワーレメディやレメディの開発者であるバッチ博士の哲学の研究や研修の報告をはじめ、レメディのもとである植物の詳しい観察記録などを綴っていきます。

公式ブログ「バッチフラワー東海だより」のきょうだいブログです。

BFRP東海の公式ブログはこちら⇒
http://bfrptoukai.blog.fc2.com/