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第6回 レメディ研究部 活動報告

第6回 レメディ研究部 活動報告

チェリープラム 桜の蕾がまだ堅い頃、白~薄桃色の花を溢れんばかりに咲かせる「チェリープラム」
花のついた小枝から煮沸法で作られるチェリープラムのレメディのポジティブさは、まばゆいばかりの白い花にある。
グラフィックス1
心の暗部を照らしてくれる光のような白い花は、精神の混乱を一掃して整えてくれる。
(「植物のかたちとはたらき」p.183)
私たちは、抑制と衝動の均衡を保ちながら 日々を暮らしている。しかし、何らかの出来事、情報、言葉、身の回りの変化などがスイッチとなり、その均衡が崩れて衝動が 抑えられなくなり 、自分が自分でないような行動を起こしてしまう(起こしてしまいそうになる)。
グラフィックス4
これがチェリープラムのネガティブな状態であるが、各々、抑制と衝動の均衡が保てるぎりぎりの限界値を意識することで、回避できる部分もあるのではないか。

ネガティブな状態を象徴しているようなチェリープラムのジェスチャーは、非常に多様で不安定な種であることや、実になる花は少なく発芽しにくいところにあり、そこに 物質世界に対する適応力の弱さが表れている。
抑制できなくて出てしまう言葉や行動は、もともと自分の持っていた闇の部分なのだろうか…それとも、外から入り込んでしまった闇なのであろうか…

参加者の体験では、チェリープラムのレメディは即効性があって、感情に即対応してくれるイメージを持っていたが、暴力を振るってしまう人のケースでは、バランスが取れてくるまでに1年かかったそうだ。

関連して チェリープラム・タイプは長期間続く悩みを抱いてきた人(「花が癒やす女性の心と体」p.313)という記述も見られる。

このような場合は、他のレメディを必要とする感情もいくつか持ち合わせている事が多い。

衝動的な質であるからか、レメディをきちんと飲めない相談者も多いため、プラクティショナーの心構えとしては続けて飲めるように、飲むことを意識化させる 働きかけも大事だということに気付かされた。

「バッチの花療法」p.75には、『暗く破壊的な力を封じ込めようと必死に努力するが、圧力をかければ逆圧が生じる』。
「バッチフラワーエッセンス辞典』p.35.37には『理性に基づいた道徳による強制は、 感情や衝動が、有意義かつ積極的に活動するのを妨げます。その結果、感情や衝動は、やかんに閉じ込められた 蒸気のように圧力をかけられ、閉じこめられる。感情が強く抑圧されれば、人は何とかして〝蒸気〟を外に放とうとする。』とある。

ならばコントロールしようとするのではなく、ハイヤーセルフの導きに身を任せれば良いのではないか。このレメディは飲むことで高次の自己につながりやすくなる。

様々なケースがあるため、それぞれに必要な原因全てに 光を当て続け、十分な時間をかけて 高次とのつながりを回復していこう、ということなのだろうと思われる。

《シェア》
・会議中にキレて怒鳴ったり出て行ってしまう上司が、次の会議からは落ち着いて参加するようになった。
・たくさんの予定に怖くなり、パニックになりそうな時に飲んで、大したことないと冷静になれた。
・大勢の人との集いの中に出ていくのがどうしても嫌だと思った時に飲んだら、自分を抑えつつ冷静な対処法を考えることができた。
・わきあがってくる不安や衝動は、上に伸びるIの字の枝に表れているようだ。
・わきあがる怒りやイライラが限界を超えるまでに気付くと、レメディを飲める。
・あり得ないミスをした時、クレマチスとも考えられるが、現実世界ではない力が働いたためにパニックになって、
 そこに自分ではない自分を感じて、直感的にチェリープラムだと思った。

自分の限界値を知り、チェリープラムのマイナスに陥ってしまう時の圧力や葛藤の裏に何があるのかを見ていく。そしてそこに光を当て続け、高次の自己とつながり、バランスをとっていきたい。

エルム 
グラフィックス2

どっしりとした大きな柱のように高くそびえ立つ『エルム』
チェリープラムと前後して柔らかい薄紅色の花を咲かせる。

花びらはなく、雌しべを包み込んだ 蕾のような雄しべの葯の薄紅色が、あたかも花びらの色ように木全体を輝かせる。
花のあたたかさは気持ちを引き上げてくれ、どっしりと力強い樹形は、自己決定力と意志の強さ、魂の目的を果たそうとする強さというポジティブな面を表している。

《シェア》
・「もともと有能な人」というキーワードが、エルムのネガティブな状態を説明する時によく使われることから、 エルムのレメディは自分では選びにくいという人。
・今まではできていた家事や外出が急にできないように感じてしまった時に
迷わず飲むという人も。飲用後は気持ちが整理され、今までできていた自分を思い出す。
・有能であるかなきかは他人が評価すること。
・できていたはずのこと、できるはずなのに 仕事の量や責任の重さや期待の大きさに、
突然自信をなくしてしまった時に気軽に使えばいいのではないか。(通常できていた → 突然できなくなる )
・とても頑張って、まるでオークのように頑張ってきたのに、ある時「もうできない」と思ってしまった。
・自信もなくなってしまったが、私はできる自分を知っている。これはラーチではなくエルムだ。飲用後は、今の自分にできることをやれるだけやればいいと思えた。

様々な書籍を読み合わせていくと体験や実践のシェアの裏づけになるようなことや自分の状態を理解しやすくなるような記述がいくつもある。

強い人間が弱くなっている時に強さを与えてくれる。(「バッチの花療法」p109)
自分で定めた課題に全精力を投入して人知れず戦い続ける〝個人戦の名手〟 とある。

目標を高く設定し、自分の範疇を超えるところまで自分を追い込んだ結果、陥ることもある。(「バッチフラワーエッセンス辞典」p.59)

また、犬がエルムのネガティブな状態に陥ったときの様子として、『飼い主にとって心強いパートナーである犬が、突然元気がなくなり自信もなくなり、いつもの場所からいなくなる。』とある。(「犬と猫の心を癒すバッチフラワー」)
"通常以上"の負担や人からの期待につぶれてしまったと考えられる。

過剰な責任につまずいているひとに、バッチのエルムのレメディは精神的に立ち直る助けとなる。(「魂の植物」p.148)

エルムは「心理的な香りの塩」です(「バッチの花療法」p.109)


このように、エルムの人は、もともと人のためになりたい、尽くしたい、期待に応えたい(ハイヤーセルフの使命)と思って頑張る人たちではないか。政治家、医師、教師、裁判官など利他的な職業の人に起こりやすい。(参考「植物のかたちとはたらき」p.190)

過剰な責任や、自分の範疇を超えてしまってできなくなることは、悔しく残念で自分に価値がないと思える。
この状態はレメディの7つのカテゴリー「失意と絶望」であると考えられる。
※面白いことに経験話に出てきた、ラーチやオークも同じカテゴリーである

グラフィックス3

惑星との関連(「魂の植物」エルム)

・エルムの美しく裂けた樹皮が作る織り模様は、マーキュリーの杖に彫られた交差した蛇の動きを思い起こさせる。
・葉が茂る平らな枝は団扇のようで、よく風を受けてそよぐ。
・種子は団扇のような薄い膜質に覆われた「翼果」で、風に運ばれる。

この三つのゼスチャーはエルムの中のマーキュリー(水星)の要素を表現しているようだが、人を癒やす、治療する働き、受動的に動くということもマーキュリーであることは前述にあるようにエルムの質に、 政治家、医師、教師、裁判官が多いことを考え合わせると とても興味深い。

社会の中でうまく生きようとするほどに、自己のハイヤーセルフとのつながりは希薄になり、そこに大きな葛藤が生まれる。
『物質世界に根付いてしまった時、エルムのレメディは自らの純粋な力の源にもう一度結びつけ』(「植物のかたちとはたらき」p.190)、私が私であることを思い出させてくれる。

今回はチェリープラムとエルムに色々な方向から光を当て、
コンサルテーションのケースや自分の体験も合わせて学びを深められた。
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bachmania38

Author:bachmania38
東海地区バッチフラワーレメディのプラクティショナーのコミュニティー「BFRP東海」のちょっとマニアックなブログです。

バッチフラワーレメディやレメディの開発者であるバッチ博士の哲学の研究や研修の報告をはじめ、レメディのもとである植物の詳しい観察記録などを綴っていきます。

公式ブログ「バッチフラワー東海だより」のきょうだいブログです。

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