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第39回レメディ研究部 活動報告 バイン

バイン
ブドウのおいしい季節になりました。
ばいん1
みずみずしい果実やワイン、葉はハーブに、医薬品として葉のエキス、種からはオイル…豊かな恩恵を与えてくれるバインの歴史は5000年以上前に遡るとも言われています。
ブドウ科ブドウ属のつる性落葉低木であるバインは、栽培植物として人間によって基本的成長パターンを強制的に変えられてきました。

バインの(マイナスに傾いた)人
「植物のかたちとはたらき」p171には、バインの人は幼少期、自己表現したいという衝動をことごとく家族に抑え込まれるか、奪われ…傷つけられるか束縛され…自分が支配権を得る唯一の方法は、手本に従って、今度は自分が弱いものをいじめ、威張り散らし、無理強いする大人になることだと考えるようになります。と書かれています。   
支配的な親に厳しく育てられた人が、自分も子どもを支配的に育ててしまったり、厳しい姑に仕えた人が、嫁にも厳しくあたったり、部活動の先輩後輩、兄弟姉妹の関係、仕事の上下関係の中で支配の構造が連綿と続いていくことは日常的に耳にします。一方で、穏やかな親を思い通りに動かそうとするように自分の欲求を激しく押し通して泣く赤ちゃんからは、「持ち前のバイン」が感じられます。
私たちはレメディ38種類のどの感情も内に持っているように、様々な質を内包しています。環境がバインの質を強化する場合もありますし、生まれた時から質として表れている場合もあるのでしょう。

バインの人は強い信念を持ち、自分のやり方や考え方が正しいことを確信しています。アイデンティティはしっかりしているようにも思えます。しかし「バッチの花療法」p.234には、バインの状態はミムラス、パイン、ラーチ、セントーリーなど弱い魂の状態と一緒に現れることが多いのです。…弱さを強い意志と厳しさでバランスをとろうとして自分の内面に葛藤が生まれていたりします。とあります。自分の軸がぐらぐらと揺れて定まらない状態の時に、子どもを操作し自分の思うようにさせたくなる と客観視された方の話も伺いました。

女性に多く見られる傾向として、同頁に バインの状態にあると…ほとんど外には現しません。…めったに口にして表現されず、主に仕草や目つきや行動を通して表現されます。という記述もあります。
集団の中での自分の立場や相手の性格によって、支配的な振る舞いができるときとできないときがあるようです。植物のバインは、巻き付く対象がないと蔓ひげはコイルのように収縮しません。その仕草から、つけ入ることができる相手しかいじめない姿が思い浮かびます。表現の仕方にも様々なパターンがあるようですね。

バイン3
バインの緑の花は、先端部分でくっついているため、雄しべが伸びてくると帽子を脱ぐようにポロリと花弁を落とします。その花の仕草について「フラワーエッセンスヒーリング」p.107に、内面の緊張が高まって、追い詰められるよう だとあり、横暴で命令的になっている人こそ実は追い詰められていることや、強さを前面に出している人ほど救いや助けが必要であることを、バインの花から学び取ることができます。と書かれています。
果実の皮の紫が高貴な身分を表す色で、古来から為政者の傲慢さや独裁、無慈悲を連想させるのに対して、花の緑は調和やハートチャクラの色。張り詰めたバインの人に必要な、愛と癒しのエネルギーを与えてくれるでしょうね。

与えるバイン
レメディはネガティブな指標から選びますし、ネガティブな感情は悪いという印象をもたれやすいので、バインにはマイナスなイメージがつきまといますが、バインは有史以来私たちに都合のよい形に矯正されてきたにも関わらず、食べ物飲み物として、薬として、多くの恩恵を与え続けてくれています。「植物のかたちとはたらき」p.174 に、バインのレメディのポジティブな面は、与える必要性に基づいています。とあります。「バッチの花療法」p.234には、強いリーダーとしての資質が必要とされるのは、危機にあるときだけだ…たいていの場合リーダーは単に「国家に仕える召使い頭」にすぎません。…ほかの人がそれぞれの道を見つけられるように助けることが、自分の役割であると感じるようになるでしょう。と記されています。

「ライオンキング」では、父ムファサは子のシンバにこう言いました「シンバ、手に入れることばかり考えるんじゃない。真(まこと)の王は“与える”ことを考えるのだ。」
王とは国を守り、すべてのものに何かを与える者。力と恐れで支配し引っ張ってゆくのではなく、それぞれの人の長所をみつけ、勇気づけ、揺るぎなき信念で他の人たちを鼓舞し、奮い立たせ、ひらめきや刺激を与えるのです。
まさに、バインのボトルに書かれている「インスパイア」ですね。

「アルプスの少女ハイジ」 に出てくる山羊の大将ペーターも、それぞれの山羊の気質を知り、うまく放牧しています。
山羊飼い、羊飼いのようなリーダーも理想ですね。

「汝自身を癒せ」の第五章には、親子関係について、肉親の支配と束縛から自由になることや、優しく彼らの支配下に入ることを拒み、与える喜びが彼らに実感できるような機会を作ってやる… と書かれています。
支配され、厳しく当たられたことを恨んで被害者意識を持つのではなく、そういったもろもろの過去でできあがっている自分をどう生きるか、今この時に何を選択していくのか、選び取っていく自由と責任は全て自分の手の中にあるのです。私たちはどんなこともギフトに変えることができるはずです。

ばいん2
暴君、支配的、締め付ける、縛る、酸化鉄による土壌の赤などから、火星が連想されます。プラスのイメージは柔軟でおおらかなよき導き手である木星でしょうか。鉱物・植物・動物は宇宙の法則の中に存在します。人間も特別でなくその一員ですから、同じ法則が当てはまるはずです。自分を知りたかったら周りを見渡し、星や鉱物や植物の中に自分をみいだせばいいのです。そして外の世界は全て、自分の中にあるのです。

著書により、話す人により、バインについての解釈が違うものだなあと感じた今日の会でした。一つの植物、レメディであっても、それぞれのフィルターを通して見て感じて表出してきたものたちに、どれが正しくどれが間違っているということはないのです。今日集まったメンバーの感じたバインというものを総合して、今日のバインの解釈が生まれました。
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bachmania38

Author:bachmania38
東海地区バッチフラワーレメディのプラクティショナーのコミュニティー「BFRP東海」のちょっとマニアックなブログです。

バッチフラワーレメディやレメディの開発者であるバッチ博士の哲学の研究や研修の報告をはじめ、レメディのもとである植物の詳しい観察記録などを綴っていきます。

公式ブログ「バッチフラワー東海だより」のきょうだいブログです。

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