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第16回レメディ研究部活動報告 レッドチェストナット

レッドチェストナット

レッドチェストナット2
久しぶりの帰省、親族の集まりなど、大切な人との触れ合いが増えるこの時期、感情を波立たせたり、悩んだりすることも多いのではないでしょうか。人の心配をせずにはいられない人、レッドチェストナットについての学びはまた新たな気づきをもたらしてくれるものでした。

愛するものに対して不安、心配な思いを抱くのは、体を悪くするくらい辛いものです。でも、心配される者にとっても同じかそれ以上に大変であるということに思いを至らせることはなかなかできないですね。

バッチ博士は怪我をした時、周りの人の恐れや心配が自分の状態をさらに悪化させていると感じたそうです。他人の恐れや心配、あるいは憂鬱を、「実際に肉体的な苦痛」として受けてしまったそうです。

私達は本来それを知っているのかもしれません。
転んだ子どもを想像してみてください。
心配して取り乱している母親を見て、痛みや不安が倍増して泣き始める子、いませんか?
おばあちゃんが「大丈夫、大丈夫、心配せんでもいいよ。」と背中をさすってくれたら、たちまち元気になる子、いませんか?

先回のホワイトチェストナットもレッドチェストナットも、繰り返す思考のパターンが問題になりますが、
赤い色の持つエネルギーが大きな力を持っているようです。赤は、人に訴えかける活動的で刺激的を与える色、
エネルギーを発する色です。そこには火星の性質も表れています。
学名のcarneaには「肉色の」という意味があり、(花と錬金術p.208)にはピンクは人肌を連想させる色です。そのため「無意識レベルで親としての本能をかきたてる」というジョナサン・ディーらの話しが載っています。

それぞれのレッドチェストナット

☆「母はとてもレッドチェストナットな人でした」
今は懐かしく、当時の苦しさを客観的に語れます。チコリーはベクトルが自分の内に向かっていますが、レッドチェストナットはとても強いエネルギーを外に向かって放っていて、大きな影響力があります。「私とあなた」が一つになってしまうような感覚でしょうか。

そんな重い想念が自分に向けられると逃げ出したくなります。たまたま体の弱かった兄弟に向けられたために、逃げずにすんだ方もみえますが、大人になってからもそれは続き、「心配しているという気配も出さないようにしてくれ!」と、親子の間には静かな戦争が続いていたりもするようですよ。(フラワーエッセンスヒーリングp159)には、心配は家族の生き方を窮屈にしてしまう。家族の学びを邪魔している。とあります。
また、母親のレッドチェストナット的な部分が嫌で、自分は決してそうならないと思い、実際にならなかったけれど、子どもが「もっと心配してくれてもいいんじゃない?」と言うので困っています。という話も実際にあるのです。

可愛がっているペットにも当てはまります。飼い主が心配そうに接したり、声をかけすぎたりすると、表情が不安げになり、落ち着きがなくなるような気がします。


☆「私は、初めて飲んだレメディがレッドチェストナットでした」
バッチフラワーの学びを始めた頃、または始めるきっかけとしてレッドチェストナットが関係した方が多くみえました。
・家族のことを心配しない人がいるのか?と思う自分でした。それは美徳だと思っていました。
・悪いことばかり想像して、本当に本当に辛い気持ちでした。
・自分は病気かと思うくらいに子どものことが心配で、それが偏ったレッドチェストナットだと分かった時は
 ホッとしました。
・親にされて嫌だったのに、子どもにもしてしまっている。悪いことが起こったら…というネガティブな思考から抜け出せないのです。

☆そのほかにも
ご主人がレッドチェストナットな方、両親揃ってレッドチェストナットな家庭。色々な状況がありますね。
その中で、バインの子どもは、母親のレッドチェストナットをうまく使って自分の都合のいいように操作することがあったり、レッドチェストナットの親に育てられたためにミムラスになる子どもがいたり、レッドチェストナットのない親に育てられるとチコリー的になってしまう子どももいるようです。

(花療法p.190-3)には このタイプの典型的な特徴は、二人の人間の間の強力なエネルギーのつながりです。とありますが、心配する相手の存在があり、その相手の境界を越えて侵略していくようにエネルギーが働いているのですね。

(植物のかたちとはたらきp.254-6)には、この状態の人が抱く恐れは、 ハニーサックルのように一部は記憶に基づいています。赤い花は、現在に呼びかけ、過去のパターンを止めるように働きかけます。…自分の記憶している事故や災難に共鳴し、その時の印象を子どもや愛する人に投影しているのです。とあります。

家族に接する時も、プラクティショナーとして相談者に接する時も、自分が完全に癒やされていないと、相手に
自分の内にある何かを投影してしまうことになってしまうのではないかと考えると、暗澹たる気持ちになってしまいます。
でも、完璧な人間になってしまったら、それは学びが終わったことになり、もう存在している意味はなくなるのかもしれません。自分が不完全であるということを「知っている」ことが大事で、人間らしさ、人間くささはむしろ他者の気持ちを察する共感力、理解力と結びつくように思われます。大切な人と相対する時は自分の心の部屋の障子は閉めて、しかし持ちうる経験から生まれた様々な視点で見て対応していけば良いのではないでしょうか。

レッドチェストナット1

(フラワーエッセンスレパートリーp.417)には、他者のことを心から気づかう能力は、人間の魂の大きな美徳だ。…自己の役割にあまりにはまり込み過ぎ、無意識に相手の精神的空間にまで入り込んでしまった場合だ。とあります。バランス如何で美徳にもなり、侵略にもなり得るのです。とりついてしまうと、憂いや心配がポジティブなエネルギーを消耗させてしまいます。

(花と錬金術p.211)行き過ぎた愛の形、姿を変えた自己愛という意味合いや、心配性な印象を持つレッドチェストナットは、なかなか受け入れにくいものでもあるようで、チコリーを選ぶ方が多くみえます。しばらくしてから、自分の中のレッドチェストナットと向き合えるようになると、レメディを飲めるようになるのですが。

(バッチフラワーエッセンス事典p.142)には 自分が背負っている苦しみは、自分で作り出したのだということ とあります。相手の行動が変わったら心配がなくなるのではなく、自分自身の問題だということですね。

ではどうしたらいいのでしょう。
(バッチフラワーエッセンス事典p.142)には 人生を信頼し、運命や神を信じるといった、人生に対する新しい態度見つけることです。とあります。エゴではなく、無償の愛。それを表すマゼンダ色の花。その力を借りながら大切な人を「信頼していく」ということ。信頼する訓練、修行を続けながら成長していきたいですね。
『バッチ博士の遺産』 の第5章も一緒に読むといいかもしれません。

今回はみなさんが生活に密着した家族の話、その時の感情の話をたくさんしてくださいました。それほどレッドチェストナットの感情は私たちには馴染みのものなのでしょうね。この感情を癒やすことは、まさに身近な平和に根ざした活動です。新月の今日、身近な平和活動を続けていく!とアファメーションをいたしましょう。

次回はパインです。みなさま、ご一緒に。
レッドチェストナット3
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bachmania38

Author:bachmania38
東海地区バッチフラワーレメディのプラクティショナーのコミュニティー「BFRP東海」のちょっとマニアックなブログです。

バッチフラワーレメディやレメディの開発者であるバッチ博士の哲学の研究や研修の報告をはじめ、レメディのもとである植物の詳しい観察記録などを綴っていきます。

公式ブログ「バッチフラワー東海だより」のきょうだいブログです。

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