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第15回レメディ研究部活動報告 ホワイトチェストナット


ホワイトチェストナット

蝉の声が頭上から降りしきる夏です。うんざりしてみえる方、いらっしゃいますか?
蝉の声ではなく心配な考え事が、頭から離れなくて壊れたレコードのように繰り返し鳴り響いたら…
本当に耳をふさぎたくなるぐらい辛いでしょうね。
今回はそんな時に力を貸してくれるホワイトチェストナットについて話しました。
ホワイトチェストナット4

植物の外見、特徴、成育の仕方などを合わせてジェスチャーと言いますが、何故ジェスチャーに注目することが大切なのでしょうか。

ホワイトチェストナットの花はたくさんの花がピラミッド型に集まって咲きます。どの花も少しずつ形やしべの本数などが違い、雌しべがなくて実を結ばない花もたくさんあるそうですよ。ちょっとショックですが、生殖能力のない花までわんさか集まっている姿は、ある事柄を考え始めると次々に色々な考え、余計な考え事がわいてしまう状態と似ているような気がします。やはりレメディのもとになる植物の特徴と、私たちの感情には重なる部分があるのですね。ですから植物をしっかり観察することによって、植物の特徴を知ることは、対応する感情を読み解くことになるのだと思います。

虫をおびき寄せるために いくつもの花をひとまとめにして目立たせ、枝が支えられる以上の果実ができないように雄性花を飾りのように咲かせます。 (花と錬金術p.203)
子孫を確実に残せるかどうか、それがこの樹の心配事なのです。客観的な視点を失い、自分のための心配を繰り返している姿のように見えてきませんか?

ホワイトチェストナットのマイナスに傾いた状態を、バッチ博士は「目前のことへの関心が、集中できるほど強くない時」の状態だと説明しています。「心配な考え事が頭から離れない」、視点を変えれば
「目前のことに関心が持てない」と言えるのですね。そしてこれはまさにカテゴリー「現実の状況への無関心」そのものです。

ホワイトチェストナット1
http://www.asahi-net.or.jp

その状態を打ち破るためのジェスチャーは、ホワイトチェストナットの トゲのついた果実が落ちて地面に叩きつけられると、外側の殻が割れて開くところにあります。精神的なパターンを壊すために行動力を刺激します。
(かたちとはたらきp.250-17)
グルグルと抜けられない思考の輪から抜け出すには、強い力が必要なのでしょう。

同じ「現実の状況への無関心」のカテゴリーのチェストナットバットは、関心がなさ過ぎて経験したことを忘れて生かせないでいる状況ですが、突き詰めてみると、習慣というのは行為であり、それが意志力に裏打ちされ、生まれてきた目的と一致しているのが望ましいのですが、目的意識が甘いがゆえに忘れてしまうという問題な行動をしてしまっているのかもしれません。

一方のホワイトチェストナットは 魂と精神の面で自分に必要なものを選び分ける機能がうまく働いていない (花療法p.254)とあるように、頭の中が散らかり、整理をしたり選択したりできずにいるために集中できない状況、つまり精神的な部分に問題があると言えるのかもしれません。

このことは、 ホワイトチェストナットの場合は、花を使い太陽法で作られるので、実生活の行動より精神的なパターンに焦点が当たっています。つまり、関連する意識レベルが異なっているのです。 (かたちとはたらきp.251-25)という部分の解釈に結びつくような気がします。

感覚としては、太陽法で取り出したレメディはなんとなくホワンと作用する感じがします。それに対して煮沸法のレメディはガツンと作用し、考え方や行動が変わるような感じがするという方もみえます。
今まであまり意識していませんでしたが、煮沸法、太陽法について、四大元素との関連や魂やこの世に生きる困難などとの関係をもっと学んだり、感覚として感じたりできるようになりたいと思いました。

ホワイトチェストナット2

葉だけは力強く、一定の形をしています。決意と明晰さが表れています。 (かたちとはたらきp.240-6) ホワイトチェストナットの状態は、意志的な行動ではなく、思考と関わっている…四大元素の空気の要素が際立っている…植物の葉に、極めて明確なパターンが刻まれているのでしょう (p.251-31)とあります。

ホワイトチェストナットは夜眠れない現代人に最も必要とされているレメディの一つですが、思考を正しく使うためのレメディと言っても良いのではないでしょうか。起きている間に思考を働かせ、眠りにつく頃には休むというように、思考は必要な時に正しく働かせることができたらいいですね。

5~7枚の小葉が掌のように広がり、葉は十字対生に四方に展開する規則正しい様子は、整理された客観的な思考の広がりと、様々な気づきを表しているように感じます。
不ぞろいな花でさえ、その中のいくつかが結実して大きくなる姿は、自分の内にこもった繰り返す思考を止め、行動に結びつけよう!と言ってくれているようです。

岐阜県の可児花フェスタ公園には、アンネのセイヨウトチノキがあります。窓から見える白いトチの花は、浮かび上がるろうそくの灯りのようだったのではないでしょうか。アンネはどのような思いで眺めたのでしょう。

ホワイトチェストナットは自分のパターンにはまり込む人に、幅広い使い方ができます。
・やらなければならないことを先延ばしにして、グズグズしている(ホーンビーム)状態を放置すると、行動せずに思考だけが働き過ぎてバランスを崩してホワイトチェストナットが必要になる。
・頭の中の1人会議が過ぎたる結果、ホワイトチェストナットのマイナスな状態に陥る。
・自分のウイークポイント(課題?)にフォーカスしてしまった時に、スターベツレヘム、ホリー、ウイローなどを伴って肥大化しながら繰り返す思考が始まってしまう。
・バーベイン、バインと。ホリーと。レッドチェストナットと。
ホワイトチェストナットは、なにかと セットになって出てくることが多い と感じる方がたくさんいます。
                        ↓
セットになっているレメディの感情を見てみると、そこに自分が現れているように思えてきます。自分のタイプや癖が、ホワイトチェストナットに助長されるようにして、脅迫観念的に拡大して繰り返すように表れてきます。ベクトルは自分に向いていて、他者に対する愛が足りない状態であるようにも感じます。

花療法p254-8には、 高次の自己の導きに背を向けており、そのこと自体が自己中心的で、精神的な貪欲さを表しています。 とあります。ホワイトチェストナットのレメディの助けによって、魂の声に耳を傾け、ユニティを思い出してゆけたら、繰り返す思考の輪から抜け出せるのでしょう。
自己の導きに背を向けて魂の声を聞こうとしないホワイトチェストナットが高じた時に、難聴になってしまった経験談を幾人か話されました。耳をふさぐ精神的仕草が体にそのまま表れてくるということですね。
また、マイナスの指標の「現実の状況への無関心」の現実という言葉には、今ここ、というだけでなく、ユニティとしての繫がりも含めた現実という深い意味があるのではないかと思えてくるのですが、いかがでしょうか。

今回は、同じ樹木から違うレメディが作られる種類でしたので、様々な比較がされました。共通点と差異をはっきりさせるためにはベン図に表してみるとわかりやすいです。そこに、自分の経験や理解を書き込んでいくと、知識に厚み加わりますね。
ホワイトチェストナット3

毎回思うのですが、どのレメディも学びながら自分の中にあるそのレメディに対応する感情にフォーカスしてしまいます。今回も、何だかホワイトチェストナットが必要な感情をわき上がらせてしまった仲間がちらほら。不思議です。
「お腹がすいたら、庭からレタスをとってきて食べるように」早速レメディを飲みましょう。
こんなエクササイズとともに!

(フラワーエッセンスガイドブックp.97)
・深い呼吸と短時間の瞑想で、頭部に偏っていたエネルギーが前進に流れます。
・実際にシャワーで洗髪したりイメージの中で水を浴びたりして、頭蓋骨内のエネルギーをクリアにしましょう。
・歌詞のない歌を口ずさみ、言葉にならない音とともに、気にかかることを外に出してしまいましょう。
・首から上がなくなったと想像して、自分のどこで感じるか。ハート?お腹?

次回はレッドチェストナットです。
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bachmania38

Author:bachmania38
東海地区バッチフラワーレメディのプラクティショナーのコミュニティー「BFRP東海」のちょっとマニアックなブログです。

バッチフラワーレメディやレメディの開発者であるバッチ博士の哲学の研究や研修の報告をはじめ、レメディのもとである植物の詳しい観察記録などを綴っていきます。

公式ブログ「バッチフラワー東海だより」のきょうだいブログです。

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