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第13回レメディ研究部活動報告   ホリー

ホリー
ホリー1-1
つい先日、風に舞う桜の花びらを見上げた視線を下に移すと、ホリーの花が咲いていました。
この季節には目立たないホリーですが、クリスマスの神聖な木として親しまれているその赤と緑の色合いには、
緑:羨望、嫉妬の色⇔バランスと調和の色  赤:怒りの色⇔元気の色  のような意味があると言われています。

私達はもともとネガティブな感情もポジティブな感情も、両方持ち合わせていますが、レメディを選ぶ状況の時は、なんらかの理由で、大きく感情のバランスを崩しているのです。

ここで  緑という色と羨望や嫉妬の感情について違和感を持たれる方はみえませんか?色のイメージには文化的な影響が色濃く出ますね。英語で、嫉妬にはgreen eyed~ という表現を用いるのだそうです。また、金星(ヴィーナス)には緑が対応するのだそうです。美しさに対して人は憧れを抱きつつ、どこからか羨ましさと諦めの気持ちも浮かんできて、それがあまりに強くなると嫉妬になるのではと推し量ることもできそうです。

「バッチの花療法」 p.130-8~、愛の偉大な力がスムーズに受け入れられなかったり愛のエネルギーが滞ると、否定や分裂や憎悪という形で表れてきます。P.131-1~愛はあまりに強力なので、その対極にあるのは嫉妬や復讐心や憎悪、羨望、恨み、敵意といった非常に強い感情です。とあります。

人はもともと愛し愛されたいと願って生きていますが、この願いが満たされない時、深い絶望感から、自分を受け入れてくれない人々との関わりから自己を切り離そうとしてしまいます。そして、孤独を感じ、ますます攻撃的になり、敵意が膨らんでしまうのではないでしょうか。これは、本来つながっているはずのユニティに自ら背を向け、心を閉ざしているということなのですね。

そのような感情に陥ってしまった時に、私達はどうしたらいいのでしょうか。「植物のかたちとはたらき」p.233-16には ポジティブな面、すなわち暗闇の中の光を探すことです。とあります。バッチ博士も、ホリーは、普遍的な愛以外のすべてから、私たちを守ってくれます。ホリーは、私たちの心を開き、神の愛と私たちをつなげてくれます。と書かれています。

そのために必要なのは「光」です。ネガディブな心の暗闇に、慈愛の光をもたらす ことです。
他の木に埋もれて育つ樹木としてのホリーは、多くの光を吸収できるよう、葉は濃い緑色をしています。とげを持つことで曲線の角度を変化させあらゆる角度から光を受け取れる姿をしています。
ホリー3-3
吸収されなかった光は、反射させて暗闇の葉に届けます。誰かに反射させた光を分ける姿、それは夜空に輝く月のようではありませんか。暗闇があるから光の存在をしっかり心に留めることができるとしたら、憎しみの心が、本当の愛に目覚めさせてくれるのかもしれません。

ホリーの指標にある、「人を嫌ったり、疑ったり、怒りをぶつけたり、やきもちをやいたりする時に。否定的な激しい感情に。」という言葉から、ホリーはおこりんぼうのレメディ、怒りを鎮めるためのレメディというイメージを持つ人も多いのではないかと思います。
でもある時、「怒りの出す毒を消すためにホリーをとる」というお話しを伺い、怒りを外に出すことを悪いことだと思って封じ込めるだけでは、外に出せなかった怒りが毒を出し、私たちの内部を侵食してしまうのだ。と気付きました。
「フラワーレメディーハンドブック」p.170には、ホリーは憎悪の解毒剤とあります。
憎悪は人生における全ての困難の根本原因であり、その対極は愛である。愛の欠如は神と人間を分かつもの。私たちは神の火花であると考えれば、それは創造の法則に反していることになります。
欠点をなくそうとするのではなく、それ以上の長所を、ここでは憎悪をなくしてしまうほどの愛を溢れさせることが大切なのですね。日光が十分に当たるところの葉には、とげが見られないそうです。それは何を意味しているのでしょうね。

「植物のかたちとはたらき」p.232-13,癌のような侵襲性の病気は、怒りやホリーの状態と関連している場合がある
という記述には思い当たるふしがあります。
癌で亡くなった親戚の奥様は、ご主人に従順で、親族にもいつも気持ちよくおもてなしをしてくださいました。しかしある時何かのきっかけで突然ひどく怒りを溢れさせ、周りの者は初めて彼女の本当の気持ちを垣間見たそうです。その方が癌で亡くなったのは偶然でしょうか。
また癌を患っている友達は、自分のことは常に後回しにして、誰かのためにいつも忙しく時間と体力を使っていました。ある時、自分は癌なのだから自分のためだけに生きてもいいのではないかと、今までの行動を改められたそうです。

「バッチの花療法」p.131-5,人間としての否定的な感情があることに気づき、その存在を私たちが認める必要があるのです。とあるように、まず、ホリーのネガティブになっている自分を認めることから始めてみるということなのですね。
ホリーは樹木の形と働きについての記述がたくさんあります。中でもとげについて書かれている部分に気持ちがとまります。
先ほど書きましたように、とげがあることによって葉の表面が波打ち、あらゆる角度から光を集め、反射させ、光を浴びることができるのもその一つです。
動物に食べられないように、防衛のための手段であるという推測もできますが、表面や上の部分の葉、古木の葉にはとげがないことは、どう考えたらいいのでしょう。
とげにより、枝や茎が重なり合い別の木と重なり合うように支え合っているとの記述もあります。
ダーウィンが植物のとげや針、かぎ型の器官が、防御のためというより、成長の助けとして役立っている ことを知っていたことと、見事に重なっているのです。

見える形や働きの背後に、宇宙の法則に従う見えない力をそこはかとなく感じます。それは、地水火風や惑星の影響を受けて変化し、有機的に繫がってゆくような姿や働きです。

日常生活の中でも、漫画の吹き出しが雲のような柔らかい形をしている時もあれば、ホリーの葉のようにとんがってギザギザの形をしている時がありますね。ギザギザの吹き出しに書かれた台詞は、たいてい怒りの感情が出ている時です。おもしろいことですね。

ところで、みなさんはどのような感情に陥った時、ホリーの助けを借りますか?

・自分の中に愛がないと知った時
・愛によって苦しんでいる時
・大義名分もなく八つ当たりのように周りを攻撃してしまう時

でも、日常的にしばしばホリーのお世話になっている、という方がみえる一方、
ホリーは滅多なことでは選ばない、という方もみえるのですよ。

他人からの言葉や、何らかの出来事に怒りがこみ上げて、次から次へと見るもの聞くものに怒りを覚えて怒りの感情に翻弄されている時にまずホリーを取って、少し落ち着いたところで「何故自分は怒りを感じたのだろうか」と分析してみるという方。
憎しみや怒りは愛の対極だから、かなり根深い問題の時にしか選ばないという方。
怒りは悪いものではないから、自分の怒りに気づいたら冷静に考えると、怒りに隠された感情が見えてくるため、ホリー以外のレメディをとるのですという方も。
ある書物には、ネガティブな状況が改善されないままでは段階的にセントーリー➝ホリー➝パインの状態へと進んで行くとも書かれています。

「バッチフラワーエッセンス辞典」p.79 には>ホリーのレメディの使用範囲は幅広い とあります。

魂の本質、愛に関わるホリーのレメディは、ユニティに背を向けて心を閉ざしてしまった私たちの心を
そっと開いてくれます。カタリストとして用いられるのも、なるほどと納得いたします。
ホリー2
かたちとはたらき p232 
雪に反射する陽光で焼け焦げ、枯れてしまうこともある  
アンソニー・ハクスレー  

ホリーはそれほどまで光を必要としているということに、深く胸を打たれました。

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bachmania38

Author:bachmania38
東海地区バッチフラワーレメディのプラクティショナーのコミュニティー「BFRP東海」のちょっとマニアックなブログです。

バッチフラワーレメディやレメディの開発者であるバッチ博士の哲学の研究や研修の報告をはじめ、レメディのもとである植物の詳しい観察記録などを綴っていきます。

公式ブログ「バッチフラワー東海だより」のきょうだいブログです。

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